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インソールを毎朝替えても、昼過ぎには足の臭いが気になった話
著者:安全靴歴12年・元工場勤務
インソールを新しくしても、足の臭いが気になることはあるのか?
インソールを替えた朝。 新しいものを入れたばかりなら、今日は足のことを考えずにすむと思うのが自然だろう。それでも気になったなら、替える回数が足りないのだと考える人もいるかもしれない。しかし、足元が気になってくるのは、替え方よりも、靴を履いて過ごす時間の長さの方に関わっているのではないだろうか。朝の足元と、半日働いたあとの足元とでは、同じ靴の中でも条件がもう違っている。消臭グッズを一通り試してきた話は、こちらに書いています。新しくした中敷きの上でも、時間だけは朝から止まらずに進んでいる。
工場勤務の頃、毎朝インソールを替えていた僕はどうだったのか?
工場で働いていた頃、僕は実家に住み、安全靴を履いて仕事に出ていた。当時は、毎朝、安全靴のインソールを新しいものに交換していた。朝の支度の一つとして、そこは欠かさなかった。それでも、昼過ぎになると、足のことが気になっていた。においが周りに届いていないか。そう身構えていたのは、周りの反応を見たからというより、自分の中の心配の方が先に立っていたからなのかもしれない。仕事を終えて実家に帰ったときのことは、別の記事に書いています。朝に整えたはずの足元のことを、昼過ぎにはもう考えていた。
朝から昼過ぎにかけて、靴の中では何が起きているのか?
花王が2018年に公表した計測によると、足のにおいを生む成分として知られるイソ吉草酸は、通勤を終えた時点では、入浴のあととほとんど同じ量だった。増えていたのは、仕事を終えたあとだ。職場に着くころまではあまり変わらず、働いているあいだに増えていくと考えられる。昼過ぎは、その途中にあたる。エステーによれば、夏に履くビジネス靴では靴内の湿度が最高99.49%に達し、足裏からは両足で1日におよそ200mLの汗が出るとされる。朝に替えたインソールも、その汗を受けながら半日を過ごすことになる。昼過ぎに足元が気になったのは、汗とにおいのもとが靴の中にたまっていく一日の、半ばを過ぎていたからなのだろう。
インソールを替えても気になるとき、何を見直せばいいのか?
インソールを毎朝替えていたのに、昼過ぎには足のことが気になっていた。それは、替える手間を惜しんでいたからではなかったのだろう。働いているあいだに、においのもとは増え、靴の中には半日分の汗がこもっていく。朝の時点で整えたものも、昼過ぎにはその時間の中にある。安全靴の話だと思われるかもしれません。それでも、革靴やパンプスで過ごす日も、汗が靴の中にたまり、菌が増えやすくなる仕組みは同じです。朝に何を替えるかだけでなく、靴を履いて過ごす時間の足元から見直せることもありそうだ。毎朝の交換のほかに、足元について僕が試してきたことは、こちらで紹介しています
よくある質問
Q. インソールを交換した日でも、昼過ぎに足の臭いが気になるのはどうしてですか? A. 花王が2018年に公表した計測では、においのもとになるイソ吉草酸が、通勤のあとは入浴のあとと大差なく、就業後に多くなっていました。朝に交換しても、働いている時間のうちにその成分が増えるため、昼過ぎには気になりやすいと考えられます。
Q. 靴を履いているあいだ、足からはどのくらい汗が出るのですか? A. エステーの発表によると、足裏の汗は両足でおよそ1日200mL(コップ1杯ほど)とされ、夏のビジネス靴の中では湿度が最高99.49%まで上がりました。インソールも、この汗を受けとめながら一日を過ごすことになります。
著者プロフィール
安全靴歴12年・元工場勤務。工場勤務時代に安全靴を履き続けた経験をもとに、実体験と客観データの両面から記事を書いています。